地球のための責任ある行動

世界をリードする特殊化学製品および高性能材料企業として、キャボットは天然資源を効率的かつ安全に使用し、環境影響を最小限に抑える製品を製造および販売することに重きを置いています。

building a better future together環境問題は世界規模で大きな影響をもたらしており、政府と企業には、数々の課題に対し解決策を見出す責任があります。キャボットは、責任ある方法で全施設を運営するとともに、お客様、コミュニティ、そして世界が直面するサステナビリティ問題の解決に役立つ革新的なソリューションを提供いたします。

キャボットは、事業を展開する国や地域に適用される環境規制を遵守し続けるだけでなく、地球への影響を軽減する責任があることを認識しています。また、環境実績で達成した改善と業界でのリーダーシップに誇りを持つ一方で、これが継続的なプロセスであることを十分に理解しています。業界での競争力を維持しながら環境影響を低減するには、革新的で費用効果の高いソリューションの実現に向けて歩み続けることが重要です。 

当社のサステナビリティプログラムの土台となる 11 の重要なトピックは、その半数以上が環境実績に関連しています。キャボットでは、安全、健康、環境 (SH&E) 方針に基づいてこれらのトピックを管理するとともに、2025 年までに廃棄物ならびに温室効果ガス (GHG)、窒素酸化物 (NOX) および二酸化硫黄 (SO2) の排出量を削減するという具体的な目標に照らして実績を測定しています。また、社内の対前年比改善目標に対して、環境適合の実績を継続的に監視しています。さらに、環境管理慣行を定期的に評価し、環境上の利点、共有リソースの活用、運用コストの削減につながる幅広いチャンスを特定することで、実績改善の加速を図ります。 

2025 年サステナビリティ目標と、2050 年ネットゼロ達成目標に基づき、当社は、環境の柱に基づく 6 つの重要テーマで前進するための行動をとりました。当社は、2025 年までの廃棄物目標の達成など、いくつかの目標を達成できました。サステナビリティの全分野にわたって総合的視点で意思決定をさらに適切に行うため、2022 年には、自社の排出量、エネルギー、水、廃棄物に対応するために必要となる行動の相互依存の分析を拡大しました。この統合アプローチにより、当社は、当社の行動の加速に向けた短期/中期的に影響と報酬が大きいチャンスに着目した実践的で費用対効果の高い措置を講じることにより、機敏性を発揮してリソースを賢く利用することができます。 

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