当社は、責任ある運営および資源の保護、革新的材料の開発に取り組むことで、サステナビリティの問題を解決し、ネットゼロ目標を達成する方法を模索し続けています。
世界最大の高性能材料/特殊化学会社の 1 社として、当社には、業界をリードし、模範を示すという役割があることを理解しています。自社の責任を果たし、コミットメントを守り、ステークホルダーに対して責任を負わなければならないことを理解しています。サステナビリティをさらに進めることは、当社がリーダーシップを引き続き発揮し維持するうえで不可欠な方法の 1 つです。
当社では、サステナビリティへの取り組みが、責任ある行動だけではなく、チャンスの特定とそれに基づく行動でもあることを長年にわたって学んできました。お客様が直面する課題は、ますますサステナビリティの課題となっています。こうした課題に対処する革新的技術の開発、バリューチェーン全体でのリソース節約、循環経済でのポジション改善を行う能力があることから、当社は、評判を維持しながら将来に向けてビジネスを準備することができます。
当社は、革新的な化学の力を通じて、日常生活を改善するものに大きな影響を与え、より持続可能な方法でそれを実現できるよう努めています。当社の目的は、私たちを一つにさせるものであり、自社の仕事が社員、お客様、世界にとって重要である理由を常に思い出させるものです。
世界は経済、社会、環境において大きな課題に直面していますが、キャボットは、社員の団結や、専門知識とリソースの活用により、プラスの変化をもたらす貢献ができると考えています。当社のサステナビリティへの取り組みは、サステナビリティに関する共通目的の達成とビジネス戦略実行のビジョンを明確に示すものです。
当社は、責任ある運営および資源の保護、革新的材料の開発に取り組むことで、サステナビリティの問題を解決し、ネットゼロ目標を達成する方法を模索し続けています。
当社の サステナビリティへの取り組みは、リーダーシップと卓越性の文化に深く 根付いています。当社は安全と環境の実績だけでなく、 主要な社会、ガバナンス上の優先項目を含む幅広いサステナビリティ問題全体においても 業界をリードすることを目指しています。当社は、長期的な成功のためには、 共通の目的と価値に基づき、幅広いステークホルダーからの意見を踏まえた、 サステナビリティに関する取り組みが必要であると考えています。
キャボットでは、目標を達成するために 3 つの柱 (「ともにより良い未来を構築」、「地球のための責任ある行動」、「社員と地域社会への配慮」) に基づき、戦略的取り組みと目標を定義しました。これらの柱は、キャボットにとって最も重要で関連性の高い事項と、多様なステークホルダーのニーズを踏まえたものです。
キャボットは、自社の強みを活用し、技術革新、コラボレーション、アドボカシー、リーダーシップという 4 つの重要な要素に着目した多面的アプローチの活用によりサステナビリティ目標を達成します。
技術革新– 当社は、ネットゼロへの移行や、循環性の高い経済の推進など、環境の進歩をサポートする製品技術革新や技術進歩を特定し、投資を行っていきます。
コラボレーション– お客様、サプライヤー、外部専門家との連携を拡大・深化させてまいります。当社では、協力して、全体的なサステナビリティ実績を向上させる新たな技術、製品、インフラの進歩に取り組んでいきます。
アドボカシー– 当社では、長期的なサステナビリティへの取り組みをサポートするための効果的な規制の枠組みや方針、新たな基準や手法の開発を提唱していきます。
リーダーシップ– 当社は、社内外でサステナビリティのリーダーシップの文化を推進していきます。このリーダーシップの姿勢には、2025 年のサステナビリティ目標を通じて短期目標を設定し、2050 年までの炭素排出実質ゼロの達成のための長期的行動を計画することが含まれます。当社は、サステナビリティの考え方を醸成するために、バリューチェーン全体の業界団体やビジネスパートナーとの間でベストプラクティスを共有し、それら関係者と積極的に関与していきます。