< 昼光照明

エイールソン空軍基地 (米国アラスカ州フェアバンクス)

エアロゲルは、エイールソン空軍基地の暖房と昼光照明の強化に役立ちました。

Eielson Air Force Base in Fairbanks Alaska USA

エイールソン空軍基地は非常に離れた場所にあります。 アラスカ内陸の奥深くにあるこの基地の気温は -50 °F (-10 °C) になります。 ここで、米国第 354 戦闘航空団が、3 つの異なる戦域での近接航空支援と航空阻止の取り組みを維持、訓練、および実施しています。

どんな空軍でもそうですが、肉体と精神の両面を健康に保つことは、冬が長く、隊員が室内トレーニングに費やす時間が長い第 354 戦闘航空団にとっても重要です。 天候によって 4,000 人もの隊員が 9 月から 3 月まで時代遅れのフィットネス センター「ベイカー フィールド ハウス」を利用することを余儀なくされていたので、空軍では 60,000 平方フィートのフィットネス センターを建設することにしました。 このフィットネス センターには、人工芝の特大運動場、オフィス、洗面所、長さ 1/8 マイルの高架ランニング トラックなどの設備が組み込まれます。

昼光照明の不足に対処するために、アラスカの企業である USKH Inc. によるフィットネス センターのデザインに、LUMIRA® エアロゲルによる高断熱 Kalwall が組み込まれました。 半透明システムはエネルギーを節約するだけでなく、トラック、室内スポーツ エリア、ウェイト リフティング ルームに調整した自然光を取り込みます。 人工照明の使用が削減され、電力が節約されると同時に、Kalwall の影やグレアのない光によって、チーム イベントでのボールの扱いが容易になります。

氷点下の温度を室内に入れないようにすることに関しては、第 354 戦闘航空団は驚異的と言わざるを得ません。 最低気温に達するような日でも、Kalwall に LUMIRA® エアロゲル被覆を施した室内表面は触ると暖かく感じます。 薄暗い日でも自然光を透過させる一方で、固体壁の U 値に近い 0.05 Btu/hr/ft²/°F (または 0.3 W/m²K) を実現するパネルの能力は、このフィットネス センターが LEED® シルバーの要件を満たしていることを意味します。

  • 依頼主: 米国空軍
  • 設計者: USKH Inc
  • パートナー: Kalwall