深海パイプライン

海底の油田やガス田を開発しているオペレーターは、未加工の炭化水素を冷たい海洋底に沿って長距離にわたりシームレスかつ効率的に輸送する必要があります。

深海パイプラインは十分に断熱されていないと、炭化水素が冷却し、水和物やろうが蓄積されてしまいます。 そして最終的には流線の詰まりが発生し、オペレーターが多大な損害を被る可能性があります。 

キャボットのエアロゲル粒子により開発された当社の圧縮パック断熱システムは、以下のような特徴を持つ優れたソリューションを実現することにより、こうした輸送の課題に効果的に対処できるようになります。

  • 超低熱伝導性により、薄い断熱層と外側パイプの直径の縮小を実現
  • 運用システムの耐用期間全体にわたる堅牢な熱性能
  • すばやく簡単な設置
  • 厳密な直径公差を備えた薄い断面

圧縮パック断熱システムは、プロジェクトおよび場所によって異なる、流線に必要な正確な U 値を「ダイヤルイン」できるよう、カスタム設計になっています。 圧縮エアロゲルとカーボン ブラックのパック、および堅固な外面被覆で構成される Compression Pack システムは、優れた性能を実現し、固定されたパイプ イン パイプ システムの内側パイプに現場で容易に無塵で設置できます。