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ピアース ストリート メディカル センター (アイルランド・ダブリン)

この 3 階建ての施設は非常に制限された敷地に建てられており、中央の中庭を囲むように部屋があります。

Pearse Street Medical Centre in Dublin Ireland

ダブリンのピアースストリートメディカルセンターは地域社会のために一般診療を行っており、理学療法、作業療法、看護などのクリニックがあります。 この施設では、熱損失を高めることなく建物外面の採光を最大化するとともに、空調、暖房、人工照明のエネルギー コストとランニング コストを削減することが求められていました。

設計には Kalwall 昼光照明システムが広範に取り入れられています。このシステムは自然光を拡散させて屋内全体に均一に深く投げかけます。影やグレアは生じず、日照調整も必要ありません。 カーテンやブラインドも不要です。

断熱を最大限に高めるため、Kalwall パネルの内部で LUMIRA® エアロゲル が使用されています。 その結果、断熱性を示す U 値は固体壁と同等の 0.28W/m²K となり、これによってエネルギー節減性能が向上してライフサイクル ランニング コストを削減できました。 この昼光照明システムには、外観を高めてオプションで換気を促進するよう設計された、革新的で効率の高い Kalwall Eurowindow ビジョン パネルも組み込まれています。                                 

この施設を設計した A&D Wejchert & Partners の Helen Giblin 氏は次のように語っています。「この建物はダブリン中心部の非常に難しい敷地に建っており、地域社会に不可欠なサービスを提供していて、非常に多忙です。 地域の権威ある施設なので、空調と暖房のランニング コストを最小限に抑える技術を採用することが重要でした。 それと同時に、建物を自然光でいっぱいにしたいという要望もありました。これには人工照明を節約し、患者とスタッフの両方に快適な屋内環境をもたらす効果もあります。 この断熱性の高い方法を採用することで、これらの目標が両方とも達成されました。さらに、ブラインドやカーテンなしで、従来の透明なガラスでは実現できないプライバシーの利点も得られました。 Kalwall + LUMIRA エアロゲルは理想的なソリューションであることが実証されました」

  • オーナー: Dublin Health Care Trust 
  • 設計者: A&D Wejchert & Partners
  • パートナー: Kalwall